ぬるいアートめぐり備忘録

絵を見るのも描くのも好きだけど特に知識などはなく、目の前にある作品が 好きかどうかっていう感覚でしか見てないけど、とりあえずメモっておきたいというブログです。

ANY TOKYO

公式サイト(以下、リンクは全て公式サイト内のものです)

ANY TOKYO 2014

東京タワーのお膝元、というより東京タワーを従えている、という方がしっくりくる佇まいの、港区芝公園にある増上寺。 明るい時間に訪れるとめちゃくちゃテンションが上がる増上寺。その本堂横にある光摂殿というところでの開催。

去年行って、良かったので期待しながら行った。 展示作品自体は良かった。面白いもの、とても美しいものに触れることができた。

美しかったもの:

POETIC LAB | ANY EXHIBITION | ANY TOKYO 2014

数十センチくらいの大きい風船みたいな形で前面に凹凸のあるガラス?をゆっくり回転させて、 隣から光を当てて、壁に映る模様を眺めるもの。変化していく光の模様に魅入った。

Jun Murakoshi | ANY EXHIBITION | ANY TOKYO 2014

これが1番好き。ガラスの容器に色糸を張った器が、ずっと見ていたい美しさだった。 器の白と、気持ちのいい色合わせの糸の繊細な線。 果物を置いたりもできるみたいだけど、展示品を見る限りだと花を挿すのが一番きれいだった。

面白かったもの:

Akira Wakita | ANY EXHIBITION | ANY TOKYO 2014

普段意識することのない空気の流れを粒子?としてそれが流れる様子をモニターにうつしていたもの。 空気に色が付いてて可視化したものを見てみたい、と子供の頃に思ったものだけど(そしてもちろんその頃は「可視化」なんて言葉は知らなかったけど)、それを表現したものは初めて見た。

パンフレットが折りたたまれてて開くとA2サイズになるタイプで見づらかったから冊子にしてくれれば良かったのにとか、各作品に添えられてる緑地に黒字で小さく書かれた説明が読みづらかったとか、行ったの暗くなってからだったんだけど会場出口から門までにあるスポットライトがなぜか顔に当たって、夜に前から来た車にヘッドライトを上向きに当てられたときのような眩しさを2〜3発お見舞いされたりとかっていう、作品以外の部分で不満はあったものの、良かったです。 きっと来年もあったら足を運ぶんだと思います。 来年はどこでやるのかな。